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神々が祭られた寺院 力をあわせるべき日がやってきた
夜明けの太陽と共に あの少女が天国に来るのを見守った地上での人生について彼等は訪ねた
天国の方が快適かどうかと
彼女は、誰かに殺されたと言う
あと一度だけで良いから地上に戻れたなら、と
誰かが酷く落ち込んでいたからそれが出来たらどんなに素晴しいだろう
(ちょっと待っておくれ)
羽を伸ばして空を飛べたら
(あの蝶を殺さないで)
彼にあと一度だけ逢えたら
(待ってくれ)
あの黄色い蝶になるんだ
(蝶を殺さないでおくれ)
彼は海を眺めていた 暗闇の世界に包み込まれていた
風に吹かれて舞う その蝶を目にした瞬間
あの思いが再びよみがえった そう、彼女が側にいると感じられたからそれが出来たらどんなに素晴しいだろう
(ちょっと待っておくれ)
羽を伸ばして空を飛べたら
(あの蝶を殺さないで)
彼女にあと一度だけ逢えたら
(待ってくれ)
あの黄色い蝶になるんだ
(蝶を殺さないでおくれ)